塾が合わなかった話
娘の行っていた中学受験塾の話を少し。
はっきりいって最悪でした。本人に全くあっていなかったのでやめさせれば良かったのですが、その勇気が出ませんでした。(6年の時が転塾したいピークだった)
小規模塾だったわけですが希望していた学校を受けさせることもできず(無理だ等いって)その結果、ここなら実力相応と言われ第一志望として入った学校で、ここが第一志望ならたいしてできないんじゃん?的な娘の同級生の冷たい言葉を娘は浴びせられました。
ただその後の学校の定期テストでは、第3志望だったや第5志望だったという子たちとほぼ同じ点数。
なんだ、普通に併願にしてよいレベルだったんじゃない。
80%偏差値を平均的にとっている学校しか受けちゃダメでも、上のクラスの子には甘々でした。
宿題はみんな同じものが大量に出ていました。偏差値40の子も偏差値70の子も同じ。
終わるわけない。
無駄な時間が沢山流れましたが、提出しないと塾長が怖いので無駄な時間を家でたくさん過ごして提出していました。
足元を固めるような宿題は少なく読解のための問題が沢山出ていましたが、伸びませんでした。
漢字や語彙は自分で普段からやれという感じでしたが、そこをきちんとすればよかった。
読解について相談したら
あぁ、国語が好きじゃないからじゃないですか?
という何のアクションにもつながらないアドバイス。
6年の最後の方は絶対受けもしない高偏差値の学校の過去問を偏差値40の子も偏差値70も子も演習させられます。
当然、点数が悪い。意味がわからない。
過去問は12月にはいるまでやるな、数回分やれば実力があれば受かるからという指導。
そうやって規制した割には、過去問をやった結果は点数を出すだけでなんの指導もなし。
指導もたいしてうまくない。元々賢い子が実績を出して、それ以外は放置。
放置プレイの割に宿題出せだの言う。
他の塾をディスることだけ熱心な塾。
だから子供は他の塾に入るとダメになると思いこむ。
私が多くを子供に教えました。
成績が安定したのは無駄な宿題がなくなった11月からでした。
細かくできていないところを私が分析してその基礎問題を解かせました。
卒塾したときに体験記を書けというからどうしても、ありがとうが書けずに書いたら、もちろんそれは掲載せず。
お前のおかげじゃねーよっていうのがでていたんでしょうね。
受験がおわったときになんであんなアホ塾の言いなりになったんだろうと思って泣きました。
塾のプリントや合格実績のプリントを受験翌日に全部捨てました。
おなじような思いをする人がいないことを願います。
大学受験は本人の行きたい学校を受けることにしますし、小規模塾はこりごりです。
あわないと思ったらさっさと塾はかえることです。
もう一度、やり直せるなら、素直に大手塾にお世話になると思います。
3年間お世話になった塾、ありがとう。
あわないって地獄だと理解させてくれてありがとう。
二度とそんな思いをしないように日々、娘は勉強していますよ。
学校ではきちんと基本を固める問題をさせてもらっているし、解ける宿題が出ていますよ。
漢字を覚えないからといって罵倒されませんよ。
よっぽどの考えや自分に経験がない限り小希望塾はリスクが高すぎるのでお勧めできません。
痛みを伴いましたが、学ぶことが多かった体験でした。
今でもフラッシュバックのようにあのときの辛い思いが戻ってきます。
早く忘れて、平穏なときがくることを切に願っています。
« ミニレターは意外と使える | トップページ | オンワード株主優待届く »
コメント