今日は11回目のお茶のお稽古。続いているじゃん、と我ながら感心。一度は激しく落ちこぼれ、そして自己嫌悪にさえなりそうな状態から、前回からは自宅復習(シミュレーション?)をして奇跡の復活を遂げたばかりです。(苦笑)
でも、その前までの、数回はただ行っているだけという状態だったから、まだきちんと習ったことができる、からは遠いのではあるけどね・・・。
茶茶くらぶでは、あるときから学力チェックというポイントが設けられたらしい。そして、今回が棚の3回目ということで「学んだことがどれくらい身についているかチェック」されました。茶道なのに、テストだよ~。先生自身も「まだお稽古を初めたばかりの皆さんを評価するのは・・・」とちょっぴり難色を示すもこういう仕組みだからとお手前の順番などいくつかの項目に関して「よくできました」、「もう少し」、などとチェックしてくれました。
まー、評価の内容はやっぱりまだだなー、と自分でも認識しているところが「もう少し」ではあったんだけど、先生も「初めたばかりなので気になさらないで、参考程度に」という感じで渡されました。そうよね~。お稽古で、別に何かを目指す!という感じじゃないのだから、楽しく学べる環境が重要よね。決して嫌な気持ちにはならなかったけど、茶茶くらぶのこういうところはイマイチだな、と思ったよ。
あまり高度なお手前に行く前に復習チケットを利用したりして、と先生は言うも、やはり4人で一クラスだと同じことの繰り返し(結局、自分だけをみずに一人あたり15分しかみていないことになるし・・・)になるので復習チケットで個人レッスンにしてみっちりするべきという意見を頂戴しました。
本当に「もっとも」だとは思うけど、復習チケットって1回5000円近くして、更に個人レッスンにすると平日昼間以外は+2500円だから、一回のレッスンに7500円払うということよね。それはちょっとなぁ、と思います。私ってば、ケチ?でも、茶道ってどんなものか、もてなしの心を学びたいわ、程度の思いの私としては、う~ん、なわけ。普通のレッスンをマンツーマンにするという技もなきにしも、ですがね。楽しみたいという思いとカリキュラムってヤツとお金との間で悩んでいます・・。
さて、今日は棚の最後。陰と陽の話がまた出てきた。丸は陽でだから柄杓の合はふせて(陰)にしておくらしい。そしては私は今回は角ばった、陰の棚だったから柄杓の合は上向きに置く、ということを学びました。え?それだけって?いや、いろいろと注意されました。
今まではなぜか毎回回り茶道口だったのが直線でちょっと戸惑いました。が、足の運びは本で予習していったからよくできました。左足で戻るのもばっちり。最後の最後で、部屋から出る際に思いっきり先生のほうにお尻をむけてターンしたのは愛嬌ということで・・・。
ふたを開けた後の拭くさのおき方、ところどころで忘れる手前の順番、茶巾はおいて出す、入れる場合は逆に持ったまま入れる、という点や、ふたは2手で開ける。10時半の位置に。後、茶碗をひくのをたびたび忘れたのでこれもポイントか。
棚に関係するところでは、最初にお茶碗は仮置きするんだけど、すぐにおき合わせるのよね。思わず忘れてしまいそうだった。その際、1手で置き合わせる。おしまいの際は、柄杓をおいた後にふたおきをおくんだけど、そのときに体を棚のほうに向けること。そして、なつめを置くのよね。水つぎの持ち方もポイントか。ちなみに持ってくるときは、茶巾の向きも重要。水を入れたら、茶巾でたれた水(正確にはたれていなかったけど)をふかなきゃいけない。今度は脳内シミュレーションだけではなく家で実際に動いてみる必要があるかな。
ちなみに今回は2回前のレッスンのときに一緒だった「徹底的に順番を覚えたんです」という優等生(私が勝手に名づけた)と一緒でした。カリキュラムの進み具合がほぼ同じペースなので、また出会う可能性大ですが、優等生なだけにお手前のスピードも早く、私を引き離し、かなりしっかりとできている・・・。だから先生は基本的には私に付きっ切り?ある意味、マンツーマンか。あ、今回は前半の30分以内にお手前を最後までできたからずっと上達はしたとは思うけど。
ちょっぴり焦ったりもするけど茶道楽しいな~と思えたからよいレッスンだったということで次回もがんばるぞ。今度は風炉かな、これこそ予習のしがいがあるかも。
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